
モバイル寄付とは、スマホや携帯電話を活用したオンライン決済などで寄付するサービスのことです。携帯電話料金に寄付額を上乗せするキャリア決済寄付など、モバイル寄付はスマホが普及する以前の時代からありました。
昨今はAmazonギフト券やAppleギフトカードなどの電子ギフト券や、QRコード決済に対応したサービスが増えています。モバイル決済のメリット・デメリットをご覧ください。
はじめにモバイル寄付のデメリットから見ていきましょう。
寄付をすれば手元のお金がなくなってしまいますが、これはモバイル以外の寄付にも共通していることです。従来のモバイル寄付はキャリア決済による後払いが中心でした。翌月などに請求が来るため、他のことで出費が増えるなどして寄付を後悔するシーンが多く見られました。
昨今は、余った電子ギフト券やQRコード決済アプリにコンビニで現金チャージしてから寄付するなど、後払いをせずに寄付することができます。
モバイル寄付最大のデメリットは、対面での支払いではないため「ありがとうございます」など、言葉によるリターンがないことです。「街なかで募金をした方が良い気分になれる…」といった意見があります。
ただし、寄付の本質は正しい使い方をされることです。モバイル寄付でも良いことをした気分になれて、実際に社会貢献しています。モバイルならではのメリットがたくさんあるので、現金派の人もモバイル寄付を検討してみてください。
モバイル寄付は、手数料を取られる場合があります。
国内最大級の寄付サイトであるYahoo!ネット募金は、クレジットカードなど一部の決済方法で5%ほどの手数料がかかります。銀行振込の場合は、振込手数料が自己負担になることが多いです。
QRコード決済での寄付やクレカ払いでも手数料無料のサイトなど、手数料がかからないモバイル寄付もたくさんあります。
余計なコストをかけたくない方は寄付サービスを選定して利用するとよいでしょう。
モバイル寄付には、主に6つのメリットが挙げられます。有意義な寄付活に役立つことばかりですので、寄付をご検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
スマホなどとネット環境さえあれば、24時間どこからでも寄付できます。さらに、寄付先の選択肢が非常に多く、支援したい団体や基金を選んで即時寄付できます。
大地震などの災害発生時は資金を集めるスピードが重要です。モバイル寄付以外の方法でモタモタするより、モバイル寄付で一刻も早く寄付することで多くの人を救えます。
寄付を募っている団体や基金はたくさんあり、中には会計を非公開にして一部の悪い人間が潤っているものもあります。大手が運営しているモバイル寄付サービスは、一定の審査をして信頼できる団体および基金のみが登録できる仕組みです。
全体的に大規模な団体の登録が多く、まとまった資金を集めることで大きなスケールの支援を可能にしています。
自社サイト内や寄付型クラウドファンディングなどを通じて寄付を募っているケースもあり、登録要件が緩い環境だと悪質な団体も多く見られます。
大手サービスを通じた寄付をするのが無難で、マイナーな団体などへ寄付する際は信頼性を調べるようにしてください。
大手のNPO法人だけではなく、寄付型クラウドファンディングや海外サイトなどを通じて様々な寄付ができます。なかにはリターンが届くものや、寄付金を使って支援している様子や感謝の言葉などを配信しているサービスもあります。社会貢献ではなくスポーツ団体などへの寄付など、応援したい気持ちでの寄付も人気です。
住んでいる地域の発展や故郷が住みやすくなる活動に寄付をすれば、自分自身が恩恵を感じられる場合もあります。
寄付金を払った場合は、確定申告で正しい手続きをすることで寄付金控除を受けられます。
モバイル寄付やオンライン寄付は履歴が電子記録で残るため、確定申告の際に必要な資料をすぐに用意できて便利です。寄付サービスによっては端末で認証されるため、寄付先に氏名や住所などの個人情報を伏せながら、確定申告に必要な書類を簡単に用意できます。
寄付での節税対策をしたい方は、モバイル寄付がおすすめです。
余ったAmazonギフト券や貯めたポイントなどを活用して、出費なしで寄付をできます。
1回の寄付額が少額でも、寄付を繰り返せば社会貢献ができますし、日々の徳を積む意味でも恩恵を感じやすいです。財布や預金残高から出費があると寄付を継続できない人でも、ポイントやアマギフによる寄付なら続けられる人がたくさんいます。微々たる金額でもいいので、手軽な方法でのモバイル寄付に挑戦してみてください。
従来のオンライン寄付はクレカを使ったネット決済か銀行振込での支払いが主流でした。
昨今はQRコード決済などを使ったモバイル寄付が普及していて、コンビニATMで現金チャージしてモバイル寄付をする方法があります。ATM手数料など余計なコストは一切かからず、即時送金できるのがメリットです。現金派の人もQRコード決済などを活用したモバイル寄付を検討してみてください。
モバイル寄付は手軽にできるのがメリットですが、利用するサービスや寄付先について調べておくと、より有意義な寄付活ができます。せっかく寄付するのであれば、支援したいと思える使途で適切に活用してほしいものですし、手数料など余計なコストは少ない方が良いものです。
当サイトでは理想的なモバイル寄付をするために、信頼できるおすすめの団体や手数料の有無等を幅広く紹介しています。電子ギフト券やポイントを活用したモバイル寄付など役立つテクニックも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。